無双釘の位置と取り付け方

無双釘の打ち方、取り付け方については壁の造作する前に予め用意をする必要があります。
お茶室や住宅で壁に無双釘を取り付けたいと思われている場合は予め施行される大工さんにご相談ください。
以下、取り付け方について簡単にご説明致します。

【無双釘の位置について】
無双釘の打つ位置については、古来から寸法録等で○尺○寸とあったり、
壁の中央をとってなどといろいろに説明されますが、お茶室や数寄屋においては
すべてお施主様がご自分がどのような花器でどんな花を入れたいのかを思い描いてお決めになられることが一番重要です。
茶室や数寄屋は床柱、框、落し掛け、壁の土など、すべてご自身のお好みをいっぱいにうつした空間ですから
ご自身が亭主になられた時、一番あってほしい場所に打たれるのがよろしいかと存じます。
それを大工さんにしっかりお伝えし、壁の造作をしてください。

無双釘は下の写真のように壁に入る部分は箱足になっています。

無双釘
「極上 無双釘 銅 黒漆」

取り付け時にはこの箱足を固定するのに十分な下地を作ってやることが重要です。

【小舞下地土壁の場合】
無双釘の位置を予め想定した上で貫を通し、小舞掻き後、荒壁、中塗り、上塗りの塗りチリを考慮して貫に箱足が入るだけの穴を開けておく。壁塗りの時も無双釘が入る穴は残して塗り、上塗り完成後、和紙で箱足を包み、接着剤をつけ押し入れます。

【ボード下地の場合】
一般住宅の場合、ボードだけでは固定することができませんので、下地に貫を通すなど補強し、
箱足を支えるのに十分な補強を行ってください。
あとは同様です。

当店の無双釘は二重にお包みしておりまして、中で釘を薄い和紙に包んでございます。
その和紙で箱足をくるんで、よく接着剤を含ませまして箱足を壁に入れ定いただくと非常にうまく壁と固定されます。

茶室金物 無双釘

壁の他、柱に無双釘を打たれて掛け花を楽しまれるのも楽しいものです。

当店では、鉄や銅をはじめ、真鍮、四分一、銀など様々な種類の無双釘をご用意いたしております。

無双釘

当店では自然光のもとでお茶室の釘各種お選びいただけます。
一つひとつ手造りの釘でございます。
ぜひ店頭でお選びいただけらと思っております。