当店の金物について 金物の伝統

襖の引手や蝶番など金物の形はその機能によって様々。
なかでも釘は掛ける物に応じ、種々の型や寸法があります。

折釘赤線

特に茶室では釜を掛ける釘、掛け花を掛けるための釘など掛ける物に応じて形や寸法が生まれ、役釘として茶室をなす重要な機能を担っております。
当店では『千家数寄屋図』『千家寸法書』(江戸後期写本、小澤金物店所蔵)や広瀬拙齋『寸法録』等に記された内容をもとに茶室金物を製作しております。

千家数寄屋図